これまではずっと豪ドル/円でマイIFDルール取引を行っていました。
しかし、どうも利益が少ないように感じています。豪ドル/円で買いポジションを持てば、スワップ金利をもらうことが出来るので、いいっちゃいいんですが、マイIFDルールはスワップ金利を目的とした取引でないことに改めて気付きました。
マイIFDルールは取引が行われてナンボです。
豪ドル/円の相場は動きがかなり少ないほうなので、マイIFDルールによる取引が頻繁に行われず、結果として利益が伸びてくれません。
だったら、米ドル/円の通貨で取引を行い、豪ドル/円で取引していた以上の利益を積み重ねたほうが、ずっと効率的です。
そこで今回は、僕がどのようなマイIFDルール変更を行ったのかを紹介していきたいと思います。
マイIFDルールの変更
これまでのマイIFDルール
下の赤枠がこれまでの取引ルールです。
【変更後のマイIFDルール】
- 通貨は豪ドル/円
- 1回の取引数量は1,250通貨
- 常に買いポジション
- ポジションを持つ位置は80円を中心に20pipsずつの幅にする
- 利幅は40pipsにし、IFDで発注するポジションの数はリスク管理でカバーしている範囲で適当な数にする
- 取引の有効期限は常に無期限にする
- 毎日『羊飼いのFXブログ』を見て、指標ランクの高い経済指標の1時間前には逆指値で発注していた注文は取り消す(場合による)
- 基本的に損切・強制ロスカットはしない方向で行っていく
※注文前は自分の保有ポジションを確認し、ダブらないように注意する
このルールを決めたのは『【マイIFDルール変更】1回の取引通貨数量を1,000から1,250へ!』のページにある通り、2016年10月16日です。
実際は、トランプ相場によって、豪ドル/円は86円以上に上がってしまったので、リスク軽減のために2016年11月中旬ごろから取引数量1,000通貨・取引の幅40pipsにしていたんですけどね。
変更後のマイIFDルール
下の赤枠のものは、これまでのマイIFDルールに変更を加えたものです。変更した場所は青マーカーで示しています。
【変更後のマイIFDルール】
- 通貨は米ドル/円
- 1回の取引数量は1,000通貨
- 常に買いポジション
- ポジションを持つ位置は100円を中心に30pipsずつの幅にする
- 利幅は30pipsにし、IFDで発注するポジションの数はリスク管理でカバーしている範囲で適当な数にする
- 取引の有効期限は常に無期限にする
- 毎日『羊飼いのFXブログ』を見て、指標ランクの高い経済指標の1時間前には逆指値で発注していた注文は取り消す(場合による)
- 基本的に損切・強制ロスカットはしない方向で行っていく
※注文前は自分の保有ポジションを確認し、ダブらないように注意する
1回の取引数量は1,000通貨で、30pips利確ごとに300円の利益になります。1回の取引で得られる利益は微々たるものですが、取引がたくさん行われることを見越しているので、月の利益は1~2万円になると考えています。
ポジションを持つ幅は90~120円を考えていて、たとえ今後円高が進んでレートが90円を下回ってしまった場合でも、55円までは強制ロスカットがされず、耐えられるようにはしています。
具体的には、FX口座に140万円を追加し、計520万円にしました。これでだいぶ含み損が膨らんでも大丈夫です。これぞリスク管理。
まとめ
今回、取引通貨を豪ドル/円から米ドル/円にした理由は、トランプ相場になったのが大きいです。
トランプさんはめちゃくちゃな政策を実施するブッ飛んだ人間なので、相場が動きやすくなりました。動きが大きい相場というのは、マイIFDルールが有利になる相場でもあります。
かつ、米ドル/円はポンド/円よりかは安全だと考えたので、安全で動きのある米ドル/円で取引することを決めました。
2017年1月の収支は+1万円に満たなかったので、2月はそれ以上の利益を得たいと思います。